人工透析・バスキュラーアクセス
- HOME
- 人工透析・バスキュラーアクセス
~院長からのメッセージ~
当院は1993年に開業し、新横浜の地で長年にわたり透析医療を行っております。開業当初より一貫して患者様ひとりひとりの状態に応じた医療を提供すべく、患者様との日々の対話を大切にしながら診療を行っています。2023年度より、血液透析に必要なシャントの作成、PTA、診察、管理も院内で行っています。また、当院では腹膜透析の管理も行うことができ、腹膜透析と血液透析の併用療法や血液透析への移行についても、個々の状態に合わせてご提案することも可能です。透析を開始した後も、ADLを保ちながら日常生活を元気に過ごしていただくのが私たちの目標です。皆様が安心して日常生活が送れますようにサポートし、細やかな全身管理に努めています。
当院の特徴
-
専門医による医療の提供
日本内科学会認定総合専門医、日本腎臓学会認定 腎臓専門医、日本透析医学会認定 透析専門医といった立場から様々な合併症を予防するため、細やかな全身管理を行っております。 各学会作成のガイドラインに基をもとにしたスタンダードな医療に加え各患者様ごとにアレンジを加えた一人一人に合わせた医療を提供します。 -
当院の透析
透析液の水質管理及び排水管理
日本透析医学の定めた水質基準を満たしたウルトラピュア透析液を使用しておりますので、透析液からの感染症や重金属などによる影響を極力低下させることができ、オンラインHDFにも対応しております。また、環境にも配慮しフジクリーン社製中和装置を使用してPHを適正に調整した廃液を排水しています。
透析装置
透析用監視装置は全て自動化機能を標準搭載しており、東レ社製透析支援ソフトMiracle DIMCSによるコンピューター集中管理システムを使用することで、個々の状態に合わせたきめ細やかな透析条件の設定を可能としました。全台オンラインHDFに対応しておりますので治療法の幅が広がります。また、異常時は機械の信号だけでなく、患者様の近くに配置されたスタッフが2重の監視システムを行っています。 -
バスキュラーアクセスの管理、治療が当院で可能
血液透析を行うにあたり必要不可欠なバスキュラーアクセスのメンテナンス、治療を自院で行っております。院長、またはスタッフが定期的に診察、シャントエコーを行い、必要に応じて日帰りでシャント拡張術、シャント再建術を行うことが可能です。緊急の場合でもできる限り透析実施に影響ないように対応いたします。
シャント拡張術は、閉塞や狭窄してしまった透析シャントの血管の部分にバルーンカテーテルを挿入し、バルーンを膨らませることによって狭窄部を拡張する方法です。術後は検査や経過観察で通院が必要です。血管が狭くなった際には再度シャント拡張術を行います。
シャント再建術は、新しく自己血管でシャントを作成したり 人工血管を使用したシャント作成や体内の動静脈に長期留置型のカテーテルを留置する方法です。後日抜糸で通院が必要となります。
手術時間は30分~1時間で、局所麻酔を行い、治療します。 -
合併症の管理が可能
糖尿病管理:透析患者様特有のも血糖変動に対しましても、日々の血糖、透析中の血糖の状況を確認し、インスリン、内服薬の調整、食事指導を行っております。 フットケア:長期透析、糖尿病患者様に多い、下肢の創傷に対しまして、定期的にスタッフによるフットチェックを行い、傷の早期発見、早期治療を行います。必要に応じて基幹病院と連携のもと創部処置を行っております。 -
基幹病院とのスムーズな連携が可能
横浜労災病院は徒歩約5分という近さにあり、連携指定病院となっており、各科と迅速な連携をとることが可能です。またその他基幹病院とも患者様に応じてスムーズな連携をとれる体制をとっております。(横浜市立市民病院、昭和大北部病院、菊名記念病院、済生会横浜市東部病院、東京慈恵会医科大学附属病院など)
透析スケジュール(透析開始時間)
月・水・金曜日
【午前の部】8:15~9:00
【午後の部】13:30~15:00
火・木・土曜日
【午前の部】8:15~9:00
【午後の部】12:45~13:00
▼
開始時刻等は準備等により、変更される場合がありますのでご了承下さい。
送迎・食事・検査等について
透析患者様の送迎に関して
当院では、通院困難と考えられ、下記の条件に該当する透析患者様に、通院の便宜を図るため、株式会社ジャパン・リリーフに委託して送迎を行うこととなりました。
条件
- 患者様、または代理人(家人)の方が送迎を希望すること。
- クリニック来院時刻が送迎に要する平均所要時間内にある方々。
- クリニックの送迎対象者認定委員会が認めた方々。
- 下記の条件に同意できる方々。
条項
- 送迎時間・送迎経路については当院が決定しますが、当日の天候や交通状況により、多少の遅れや変更、待ち時間が延びること。
- 予定時刻に間に合わない場合は、送迎を受けられないことがあること。
- 乗車及び乗降車に耐えられないほどの病態・体調不良な場合には、送迎を受けられないこと。
- 天災、テロなどの場合は送迎が受けられないこと。
- 乗車中または乗降車に際しては、乗降車順位や着座位置については、運転者の指示に従うこと。
患者様には施設利用費として、毎月10日前後に請求書を発行いたしますので、3,000円お納め下さい。
詳細は地図をクリックするとご覧いただけます。
食事について
ご希望の方には業務委託先の横濱キッチンの透析食を手配します(有料)。栄養士による献立表を毎月差し上げています。ご自宅で宅配弁当を希望される方は、お弁当屋さんをご紹介しています。
ロッカーの使用について
※只今、原則使用禁止です。
検査
- 血液検査(月2回)
- 胸部レントゲン(月1回)
- 心電図(2ヶ月1回の定期検査と有症状時)
- 心臓・腹部エコー検査(年1回)
- 血圧脈波検査(症状に合わせて行います)
- フォローアップ検査(CT、MRI、胃、大腸検査など症状に合わせて主な連携先病院などで行います)
その他
薬は院外処方となります。住所、電話番号、緊急連絡先等のご変更時はスタッフまでお知らせ下さい。
透析室案内について
短期間臨時透析について
お仕事やご旅行などの場合の短期間臨時透析も可能です。
電話 045-475-1580
当院は東海道新幹線停車駅のJR新横浜駅北口をでて、駅前の喧騒を離れた徒歩約5分の場所にあります。すぐ近くには東横インやフジビューホテルなどの隣接したコンビニもあり、ご旅行などの際に便利です。
その他近隣ホテル:新横浜プリンスホテル、新横浜国際ホテル、グレイスホテル、スーパーホテルなど。
当日ご持参いただくもの
紹介状・現在服用中の薬・タオル(枕用)・健康保険証・特定疾病療養受領証・老人医療受給者証(受給している方)
来院されたら外来受付にお声をおかけ下さい。
その後職員が透析室までご案内いたします。
ご自身でご用意いただくもの
- 健康保険証、特定疾病療養受給者証、心身障害者医療証等、その他公費負担に関する受給者証(毎月月始めにて提示お願いします。)
- タオル(頭の当たる部分に使用する)
-
長めのイヤホン※TVをご利用時に。
TVは、地震時の転落などを考慮し、液晶TV(有料カード使用)となっています。 - お薬を服用される方は湯呑み等
- ティッシュペーパー
ご不明な点がございましたらお問い合わせ下さい。